20200708Wed

日誌

箇条書きをやめてみる。

第1章第3節「古墳とヤマト政権」

古墳(~7世紀終わりごろまで)

3世紀中ごろから、大規模な古墳が作られていたらしい。こんな時代から、「死」に意味を持たせていた。大きな墓=生きていたころの権力の象徴となる。死んだあと、いかに自分の存在を示すかというのが重要視されていたのかな?エジプトのピラミッドも墓だし…。「死」の文化史とか調べたら面白そう。2019年には百舌鳥・古市古墳群世界遺産に登録されたのが記憶に新しい。現代まで残るものを、この時代に作られていたと思うと気が遠くなる。

文化

古墳のような自国の文化とは別に、日常的な道具の文化はまだ大陸からの輸入品。このくらいの時代にようやく漢字が伝わったらしい。それまでは文字を持たない文化だったのか?伝達とかどうしてたんだろう。口伝?まだ政権は確立していないし、文書による統治とか必要なかったのかな。政治の発達には文字は欠かせないだろうし…
朝鮮半島からは儒教と仏教も伝来。アニミズムとは相性いいのかな?神を祭る文化もあった模様。盟神探湯、ただの拷問だよ…

ヤマト政権

氏姓制度(5世紀後半~6世紀)という支配の仕組み。氏(血縁・地縁)=居住地名or職務。姓=家柄・地位。この時代にすでに制度を全国にいきわたらせていたことがすごい。それだけ各地の地方豪族との支配関係がしっかり成り立っていたのだろう。

その他

  • アーサー・コナン・ドイル『バスカヴィル家の犬』(創元推理文庫)3章まで
    ホームズ3冊目。むかーしに子供向けのを読んだはずだが、さっぱり覚えていないので素直に楽しめる。ホームズの不遜な性格にもなれてきて、ワトソンと同じ目線で今回の事件を楽しみにしている。